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店づくりすったもんだ日記〜その5

 前回はデザイナーのTさんの仕事ぶりを書くつもりが、前置きで終わってしまいました。
 この調子で行くと、延々とこのテーマで書くことになってしまいそうです。仕方がない。誰に迷惑かけるわけでなし、行けるところまでいってしまいます。
 
 なるべくお金をかけずDIY風でいくか、リフォーム業者におまかせでいくか。
 最初は「ど民家風」つまり、現在の家の姿カタチをあまりかえずにいこうというプランでした。自分でやれるところはやって費用を安く抑える。しかし、そもそもDIYでいくには、基本的に自分自身がDIYがさほど得意ではないという問題があります。泥棒っ気と大工っ気は誰にでもあると昔教わりましたが、私なんぞはその「誰にでも」の部類。釘だってまっすぐ打てるかどうか。
 それに、前回書いたように、手作り風のお金をかけないつくりが、お客さんにどう見えるかという問題があります。結局、プロのみなさんにプランを作ってもらい、自分の希望を伝えて納得できる店をつくることに方針を大転換。5社に見積をお願いすることにしたわけです。「内外装にお金をかけてはいけない」という例のアドバイスがアタマをよぎりましたが、「外に店舗を借りた場合の家賃分を改築費に充てるのだ」と考えることにしました。ちなみにリフォーム会社には店舗や事務所が専門のところもありますが、今回の依頼先はすべて住宅リフォームのほう。店舗専門の会社にお願いすると、いかにもそれ風のつくりになってしまうのではないか、という思い込みかもしれませんが予感があったからです。むしろ住宅のプランを専門とする会社の方が面白いものができるのではないかと、うっすら考えていました。
 おさらいすると、プランを作ってもらうにあたり、最初にみなさんにお伝えしたのは、次のようなポイントでした。
1. 1階を店舗兼住居(キッチン、風呂)、2階をプライベートスペースとしたい
2. 店舗スペースには焙煎機2台を置く作業スペースと試飲コーナーを置きたい
3. お客が入りやすい外観にかえたい
 前にも書いた通りで、わずか12平米の店舗スペースでこれらをすべて満足させるのが難しいことは自分でもわかっていました。そこにさらに手洗いおよび器具洗い問題の追い打ちのように襲ってきた、と。
<つづく>(やっぱりちっとも先にすすみません)
 

店づくりすったもんだ日記〜その4

 焙煎店をやってみよう!と思い立って最初にしたことは、ネット上の様々なサイトをのぞいたり、本を買ってきて読む、つまり座学でした。若いころなら、いきなり焙煎業界のど真ん中にドーンと飛び込んだかもしれませんが、残念ながらそんな元気はもうありません。そろりそろりと遠回りもいいところです。

 買ってきた本の中には焙煎店開業の指南書もあり、店づくりについても当然アドバイスが書かれていました。どんなことが書かれていたかというと、「なるべくお金はかけるな」と。
 自分が良いと思う店の写真を見せて、こういうのを作ってくれと頼みなさい、そうしないと内装費がどんどん増えますよと忠告する内容でした。これはある意味まっとうな忠告だと思います。
 繁華街の、店の入れ替りの激しい場所で商売している人の話ですが、内装にお金をかけていそうな店ほど、早く潰れるのだそうです。

 そこで最初に考えたのは、業者にお願いする部分を最低限に抑え、多くをDIYでまかなった手作り風の店です。わが沿線のとある駅前に安くておいしい寿司屋があるのですが、そこの大将が最初に店を出したとき、仲間と内装のほとんどを手作りし費用を最低限であげたそうです。たしかに椅子なんかビールのケースですもん。上に座布団をくっつけてナントカすわれるようになっていますが、はっきり言って内装は二の次、三の次。そこの費用を安く抑えて、良いネタを安く提供するのだ、というところが徹底されているわけです。そのかわり立地は、表通りではないものの駅から歩いてわずか2分ほどの絶好の場所にあります。

 しかし、コーヒー焙煎店の場合はどうなんだろうとも思いました。
 寿司→高い→コストを押さえて良いネタを安く→お客喜ぶという図式が誰でもすぐに浮かびます。内装がチープであることが、逆に店のコンセプトを雄弁に物語っている訳ですが、焙煎店にそのまま当てはめるわけにはいかないのではないか。チープな外観や内装がそのまま「チープなコーヒー」のイメージに直結してしまったり、恐ろしげで入りにくいということになる可能性だってあります。

 女性のみなさん、コンペに参加したデザイナーさんにも、カミさんおよびその友達の皆様にも、DIYや昭和ど民家風は全然ウケがよくありません。
 ひとつにはシアトル系のコーヒー店の上陸以来、コーヒーショップはどんどんスタイリッシュな方向に進んでいることもあるでしょう。座学で買い込んだ本で紹介されていた焙煎店のうち、若い人がオーナーの店といったら、それはそれはオシャレなものです。そっちの方のボキャブラリーが貧困なので、何がどうとは表現できないのですが、私らオジさんとはもうセンスが全然違います。<この項つづく>
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