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おいしいコーヒーの真実

 何年か前に「おいしいコーヒーの真実」という映画をビデオで見てショックを受けたことがあります。日本では2008年に公開された作品で、コーヒーの業界の実態といったことが描かれているのですが、ショックを受けたのは、生産者農家からの買い取り価格のあまりの安さ。コーヒー一杯の価格が300円だとすれば、農家にわたる金額はその数十分の1のわずか3〜9円だというのです。舞台はエチオピアシダモ地区。当店でも「イルガチェフG1」「エチオピアペレカ」といったシダモ産の銘柄を扱っていますが、ともに個性的ですばらしくおいしい豆です。コーヒー生産の適地は赤道付近の標高が1000〜1500mの高地、一般にコーヒーベルトと呼ばれる地帯なのですが、高地ということは多くの場合、畑は山間部にあることを意味します。つまりコーヒーづくりはきつい仕事なのです。映画に出てくるエチオピアの人々も零細な農家で、その苦労が報われることはなくとても貧しい暮らしぶりです。村の寄り合いのシーンでは、子供たちのために黒板を買いたいが金がないという話が出てきます。電子黒板じゃなくて黒板ですよ。コーヒーの消費国に住む私たちとの何という格差。映画が製作されたのはちょうどコーヒー業界全体がが空前のピンチに見舞われたあとで、その荒波がいちばん立場の弱い農家の人々を直撃した時期でもありました。先進国からの援助も行なわれましたが、援助すれば済む話ではありません。映画の終わりのほうで、援助物資の配給の列にならぶ男性が言います。「この姿を子供たちには見せたくないのだ」と。
 ちょうど開業に向け準備を始めた頃で、冷水を浴びせられたようなといえば大げさですが、かなりうしろめたく感じたのを覚えています。
 最近、コーヒーやチョコレートを中心に「フェアトレード」に取り組むメーカーや大手スーパーが増えていますが、この映画もきっかけのひとつだったように思います。我がコーヒー業界のなかにも、フェアトレード商品を積極的に扱う、あるいは産地と直接、複数年にわたる買い取り契約を結ぶなどの取り組みに力を入れているところが現れはじめました。当店にはまだそんな実力はありませんが、遠く離れた産地の人々の苦労に思いをはせつつ、ともに発展できるような方向を目指したいと思っています。まあ、まだ思っているだけですが…。

包装問題

 誰かに贈り物をする場合に、包装の問題というのがあります。「自宅用」の場合はたいして気にしなくても、「贈答用」となると、それなりに気を使ったりします。どこのデパートの包み紙かが問題なのだなどと言われたりしますが、そこはデパート側も心得たもので、専門の人?が非常にきっちりと美しく箱を包んでくれることになっています。
 石田珈琲もギフトの扱いを開始しましたが、そこで困ったのがこの包装の問題。いまの時代、包装用の資材はネットなどで簡単に手に入りますが、最後に包むのはヒトの手なわけで、早い話が、私らが包んだのではあまり見栄えがよくないのです。あの、紙に対して箱を斜めにおいてクルクル回転させて包むやり方がありますよね。説明してくれるサイトがあったので挑戦したのですが、とてもじゃないけど、デパートの達人のみなさんのようなわけにはいきません。何枚も紙を無駄にしながら悪戦苦闘し、どうにか格好をつけていますが、ほんと、包装専門の代理店みたいなのがあったらお願いしたいぐらい。
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